アニメを観終わって、続きを原作で読もうと思ったとき。「アニメは7巻まで放送されました」という情報を見て7巻を買い、開いた瞬間に「これ観た」となる。これは非常によくある失敗です。理由は3つあります。
1. アニメは巻の途中で終わる
アニメの最終話は「区切りのいいところ」で終わります。それは単行本の巻末とは一致しません。原作の巻は約9〜10話で区切られていて、アニメは1話に原作2〜3話を詰めることが多いからです。
下の図は動きます。アニメの最終話は巻の区切りと一致しません。
結果として、アニメ12話は原作7巻の途中——たとえば7巻の6話目——で終わる、ということが普通に起きます。この状態で7巻を買うと、前半は既に観た内容です。逆に8巻から買うと、7巻の後半を飛ばすことになります。
なので必要な情報は「何巻まで」ではなく「何巻の何話まで」です。このサイトが各ページに「7巻 第61話から」という形で書いているのは、この理由です。
2. アニメは原作の話順を入れ替える
1話完結型の作品では特に顕著ですが、アニメは原作の話を放送順に並べ替えます。季節ネタを実際の放送月に合わせる、キャラクターの登場順を整理する、伏線を先に置く、といった調整が入ります。
この場合「アニメで観た話」が原作のあちこちに散らばるので、単純に「続きの巻」という考え方が成立しません。原作を最初から読み直したほうが結果的に早い、というケースもあります。カットされた話がある作品については、このサイトでは該当ページに一覧を出しています。
3. 原作とアニメでタイトルが違うことがある
電子書籍ストアで作品名を検索して、出てこない。あるいは別の作品が出てくる。これは原作のタイトルとアニメのタイトルが違う場合に起きます。副題の有無、漢字とひらがなの違い、英語表記の有無。ライトノベル原作では特に多いです。
あわせて注意したいのが、同じ作品に「原作小説」「コミカライズ」「スピンオフ」が並列で存在するケースです。アニメがコミカライズ版を元にしているのか小説版を元にしているのかで、続きの位置は変わります。このサイトでは各ページに原作の種別と原作タイトルを分けて書いています。
まとめ:確認するのは3つ
- アニメが原作の何巻の何話まで進んだか(「何巻まで」では足りない)
- 話順の入れ替えやカットがあるか
- 買うべきなのは原作小説かコミカライズか
この3つが分かれば、買い間違いはほぼなくなります。原作の続き一覧では、この3点を作品ごとにまとめています。

