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ポケカのレア度、公式に一覧表は無い。カード検索は13種類で絞り込めるのに名称が不明な記号が5つある

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ポケカのレアリティ一覧を載せたページはたくさんありますが、ポケモンカードゲーム公式サイトに「記号と名称の一覧表」は存在しません。公式が書いているのは、次の1文だけです。

「レアリティマーク このカードのめずらしさを表すマークです。拡張パックのカードに入っています。」

記号がいくつあるのか、どれが珍しいのか、どういう順番なのかは、公式のどこにも書かれていませんでした。ではどこまで分かるのか。公式サイトだけを開いて確かめた結果を並べます。

いちばん強い証拠は、公式のカード検索だった

公式のカード検索には、レアリティで絞り込むチェックボックスが並んでいます。これは公式が実際に運用している分類そのものです。解説文より確かな手がかりでした。

公式のカード検索は13種類のレアリティで絞り込める

いちばん強い証拠はここでした。公式のカード検索の絞り込みに、 レアリティのチェックボックスが14個並んでいます(うち1個はラベルが空でした)。 これは公式が実際に運用している分類そのものです。

絞り込みの記号公式が名称を書いているか
Csc_rare_com あり コモン
Usc_rare_unc あり アンコモン
Rsc_rare_rac あり レア
RRsc_rare_rr あり ダブルレア
ARsc_rare_ar あり アートレア
SRsc_rare_sr あり スーパーレア
SARsc_rare_sar あり スペシャルアートレア
MURsc_rare_mur 見つからない 絞り込みには使われているのに、名称の記載を公式に見つけられなかった
MAsc_rare_ma 見つからない 絞り込みには使われているのに、名称の記載を公式に見つけられなかった
URsc_rare_ur あり ウルトラレア
BWRsc_rare_bwr 見つからない 絞り込みには使われているのに、名称の記載を公式に見つけられなかった
Ssc_rare_scl 見つからない 絞り込みには使われているのに、名称の記載を公式に見つけられなかった
SSRsc_rare_ssr 見つからない 絞り込みには使われているのに、名称の記載を公式に見つけられなかった
ラベルが空sc_rare_mirror 画面に表記なし

絞り込みにあるのに、名称が公表されていない記号が5つある

5種類MURMABWRSSSR絞り込みにあり名称が公表されていない8種類CURRRARSRSARUR両方にある5種類PRHRCHRCSRFUR名称あり絞り込みに入っていない公式の分類は噛み合っていない(絞り込み13種類/名称13種類・重なりは8種類)
左は公式のカード検索で絞り込めるのに名称が公表されていない記号。右は名称が分かるのに絞り込みに入っていない記号。一覧表がひとつも作れないのはこのズレが理由です。

ここが今回いちばん引っかかった点です。MUR・MA・BWR・S・SSR は、公式のカード検索で絞り込めるのに、その名称がどこにも書かれていません。公式が自分で使っている記号なのに、意味を説明したページが無いという状態です。

逆のパターンもありました。PR・HR・CHR・CSR・FUR は名称が公式の記事で確認できるのに、カード検索の絞り込みには入っていません。

つまり「公式が名称を書いている記号」と「公式が検索で使っている記号」は、一致していません。どちらも13種類ですが、重なっているのは8種類だけです。一覧表がひとつも作れないのは、たぶんこれが理由です。

名称が公式に確認できた記号

次の13個は、公式ページの本文に「記号(名称)」の形で出てきたものです。ただし、どれもレアリティを解説した文ではありません。キャンペーンの対象カードの説明や、商品紹介の中でたまたま書かれていた表記です。

記号公式が書いている名称出典
C コモン 公式の記事
U アンコモン 公式の記事
R レア 公式の記事
RR ダブルレア 公式の記事
PR プリズムスターレア 公式の記事
SR スーパーレア 公式の記事
HR ハイパーレア 公式の記事
UR ウルトラレア 公式の記事
AR アートレア 公式の記事
SAR スペシャルアートレア 公式の記事
CHR キャラクターレア 公式の記事
CSR キャラクタースーパーレア 公式の記事
FUR フューチャリスティックレア 公式の記事

いずれもレアリティを解説した文ではありません。キャンペーンの対象カードの説明や商品紹介の中で「記号(名称)」の形で出てきた表記です。公式にレアリティの定義ページは見つけられませんでした。

ひとつ注意があります。SAR は同じ記事の中で「スペシャルアートレア」と「スペシャルアート」の両方の書き方が出てきます。公式の表記自体が揺れているので、どちらかが間違いというわけではありません。

公式に見つけられなかった記号

よく一覧に入っているが、公式の記載を見つけられなかった記号(4件)
  • RRR:トリプルレアという名称は他タイトルで見かけるが、ポケカ公式に記号RRRの記載を見つけられなかった。
  • ACE:「ACE SPEC」はカードの種類・ルール上の呼称として公式に多数あるが、レアリティ記号としての説明は見つけられなかった。
  • K:「かがやくポケモン」は公式にあるが、それがKという記号であるという記載は見つけられなかった。
  • PROMO:プロモカードは公式にあるが、PROMOをレアリティ記号として説明した記載は見つけられなかった。

あわせて、公式が書いているレアリティの説明は次の1文だけでした。 「レアリティマーク このカードのめずらしさを表すマークです。拡張パックのカードに入っています。」 (あそびかた・基本ルール)。 記号がどれだけ珍しいかの順位づけは、公式には書かれていません。

公式のカード検索は、レアリティを表示しない

もうひとつ分かったことがあります。公式のカード検索で個別のカードのページを開いても、レアリティの欄がありません。収録された拡張パック、カード番号、種類などは出るのに、レアリティは項目として存在しません。

絞り込みには使えるのに、結果には表示されない。公式データベースでもレアリティは公開項目になっていないということです。手持ちのカードのレアリティを公式で確かめる方法は、いまのところありません。

売るときにレア度をどう扱うか

ここまでが公式で確かめられたことです。売る場面で実際に効くのは次の2つでした。

  1. レアリティの記号は、カード自体に印刷されているものを見るしかありません。公式が位置を文章で説明していないので、ここでも「カードの左下」のような案内は書けません。実物を見て、拡張パックのカードにマークが入っていることを確認してください。
  2. スリーブやローダーに入れたまま送ると、業者によって扱いが変わります。入れたままでよい業者、抜いて送れという業者、到着時に破棄する業者があり、公式ページの記述が割れています。トレカを宅配買取に送る梱包に15社ぶん並べました。

カードのサイズやスリーブの寸法についても、公式が公表しているものだけを公式が公表しているカードとスリーブの寸法にまとめています。ポケカはカードの実寸も公式に公表していません。レアリティと同じ構図です。

この記事で書いていないこと

  • ポケカの価格は載せていません。日本語版の相場を出せる公開情報がまだ揃っていないので、揃うまで書きません。海外相場を追いかけているMTGと遊戯王はカードの価格一覧にあります(海外の販売相場を換算した参考値で、日本の買取額ではありません)。
  • カード画像は載せていません。ポケモンカードの画像は「個人的に楽しむ場合に限って」とされており、画像リンクも禁止されています。記号は文字で書いています。
  • レアリティの珍しさの順位は書いていません。公式が順位を示していないので、書けば私の推測になります。封入率も公表されていません。
  • 「記載なし」と書いた記号は、本当に公式に無かったものです。まとめサイトから拾って埋めることはしていません。出典のリンクから、確認に使ったページを開けます。
  • 各ページは2026年8月10日に開いて確認したものです。カード検索の絞り込みは新しいレアリティが増えれば変わります。記号の数が合わなくなっていたら、公式のカード検索を直接見てください。

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