相場

あなたの家にもあるかも!?ノーマルカードなのに1枚250ドルになったカード3選

本ページはプロモーションを含みます。リンク経由の登録・購入で当サイトに報酬が発生する場合があります。

1位は「手練」のキラ版で $250(約40,000円)。レアではなくノーマル(コモン)です。条件は2つだけ。①キラ(フォイル)であること ②カード番号に★が付く2001年の「第7版」であること。この2つが揃うと、3桁ドルになります。

価格は Scryfall の公開APIから2026年8月9日に取得したUSD。日本円の買取相場ではありません。円は1ドル=158.34円(2026年8月7日時点の欧州中央銀行の参照レート)で換算した参考値です。海外の販売相場を換算した額なので、日本の買取額はこれより低くなります。

1位 手練(Sleight of Hand)/ $250.00(約40,000円)

Sleight of Hand(第7版 フォイル)
Illustrated by Christopher Moeller

カード番号は98★。この★がフォイル版の印です。

効果は「カードを2枚見て1枚を手札に加える」だけ。地味です。地味なのに、コモン1枚で250ドル。同じ第7版でも、キラじゃない普通の手練には価格が付いていません。キラかどうかだけで、この差です。

2位 対抗呪文(Counterspell)/ $199.00(約32,000円)

Counterspell(第7版 フォイル)
Illustrated by Mark Romanoski

カード番号は67★

MTGを触ったことがある人なら全員知っているカードです。実はこの対抗呪文、価格が付いている版が60もあります。そのなかで最安は2023年の再録版で2.28ドル。同じ名前のカードが、$199(約32,000円)と$2.28(約360円)で同時に存在しています。

だから「対抗呪文を持っている」という情報だけでは値段が決まりません。どの版かが全部です。

3位 ラノワールのエルフ(Llanowar Elves)/ $146.84(約23,000円)

Llanowar Elves(第7版 フォイル)
Illustrated by Jerry Tiritilli

カード番号は253★。緑を使ったことがあるなら1枚は持っていたはずのカードです。

初心者向けデッキにも入っていた枠なので、「持っていた記憶がある」人がいちばん多いのはこれだと思います。

おまけ:沼(Swamp)も $31.84(約5,000円)

基本土地です。ただの沼です。第7版のキラ版(カード番号348★)に31.84ドル付いています。

基本土地は、いちばん雑に扱われるカードです。箱の底、輪ゴム留め、そのまま処分。キラの基本土地が混ざっていないか、捨てる前に一度だけ見てください。

第7版のコモン133枚を、キラ版の値段で分けた8100ドル以上 8枚1130〜100ドル 11枚3110〜30ドル 31枚513〜10ドル 51枚323ドル未満 32枚
この記事と同じ調査(Scryfallの公開API・カード番号に★が付く第7版のコモン133枚。取得日は上の注記のとおり)。3桁ドルになるのは8枚だけで、真ん中は$7.23 です。つまり「第7版のコモンのキラ版なら高い」ではありません。133枚のうち32枚は3ドル未満です。それでも同じカードの通常版と比べると差は大きく、両方の値段が取れた130枚のうち、最も開いたのは約500倍でした。まず★が付いているかを見て、次に番号を照らし合わせてください。

第7版のコモン、他にもこれだけあります

カード名の日本語は、別のセットで日本語版が出たときの正式名称です。第7版のフォイルそのものは英語版しかありません(下に理由を書いています)。

カード 番号 キラ版の価格
天光を求める者(Seeker of Skybreak) 268★ $192.78(約31,000円)
ブラッド・ペット(Blood Pet) 121★ $163.74(約26,000円)
繁茂(Wild Growth) 282★ $130.91(約21,000円)
強迫(Duress) 131★ $129.09(約20,000円)
魔力の乱れ(Force Spike) 76★ $102.19(約16,000円)
記憶の欠落(Memory Lapse) 88★ $90.00(約14,000円)
トレイリアの風(Tolarian Winds) 105★ $83.30(約13,000円)
解呪(Disenchant) 13★ $52.48(約8,300円)
不屈の自然(Rampant Growth) 262★ $41.86(約6,600円)
濃霧(Fog) 245★ $40.89(約6,500円)

家にあるか確認する手順(3ステップ)

  1. キラかどうか。傾けて虹色に光れば対象。光らないなら第7版でも値段は付いていません。
  2. カードの左下を見る。カード番号のあとにが付いていれば第7版のフォイル版です。
  3. セット記号を確認する。第7版のマークが入っているかどうか。同じ絵柄で別セットの再録版が大量にあるので、ここを間違えると桁が変わります。

大事な注意:第7版のフォイルは英語版だけです。日本語版の第7版フォイルは存在しません。日本語のカードを探しても出てきません。2001年前後に英語のパックを買っていた人が対象です。

なぜノーマルなのに高いのか

確定していること

  • 上に挙げた全カードが、2001年の第7版のフォイル版コモンです(カード番号の★で識別できます)。
  • 同じカードの通常版(キラでない版)には、価格が付いていません。差はキラかどうかだけです。
  • 対抗呪文は価格が付いている版が60あり、最安は2023年の再録版で$2.28(約360円)です。版によって87倍の差があります。
推測(確認したわけではありません)

  • コモンのキラは、当時「レアのキラ」より価値が低いと見られていました。だから抜き出して保管する人が少なく、遊ばれて傷み、捨てられた。残っている枚数が少ないから今の値段になっているという筋が考えられます。
  • ただしこれは、現在の価格と「残存枚数が少ない」という一般論から逆算した推測です。当時の生産枚数や現存枚数の公式データを確認したわけではありません。

売るときに一番やってはいけないこと

キラのコモンを、他のコモンと同じ束に入れて出すこと。これをやると終わります。

まとめ買取は、届いた枚数と全体の状態で値を出します。250ドルの1枚が、0円のコモン500枚と同じ山に入っていれば、その250ドルはそこで消えます。1枚ずつ査定してもらえる店に、抜き出して出してください。

何枚から抜き出す手間が回収できるのかは、点数と単価差で決まります。高額なカードだけ抜いて残りをまとめる場合の最適点を数字で出しているので、自分の枚数で確かめてください。

版ごとの価格差については同じカードなのに版で最大2,455倍という記事で29枚ぶん出しています。

この記事で書いていないこと

  • 「いつからいくら上がったか」は書いていません。カードの価格履歴を返す公開APIは存在しないので、過去の価格を書くと嘘になります。載せているのはすべて2026年8月9日時点の価格です。
  • 価格は海外の販売相場(USD)です。日本の買取額は業者ごとに違い、これより低くなります。日本円への換算は為替で変わるので載せていません。
  • 値上がりの予想はしません。今そうなっているという記録だけです。
  • 状態によって値段は大きく変わります。上の価格は傷んでいないものの相場です。

aniyua is unofficial Fan Content permitted under the Fan Content Policy. Not approved/endorsed by Wizards. Portions of the materials used are property of Wizards of the Coast. ©Wizards of the Coast LLC.
カード画像は Scryfall の公開APIから取得したものを、切り抜き・加工を一切せずそのまま掲載しています。Scryfall とは提携していません。

トレーディングカードは、グッズとは別の窓口のほうが高い

枚数が多く1枚ごとの相場差が大きいので、まとめて詰めて送る専門買取が向いています。 PR

配信終了アラートを受け取る

「あと1週間で消えます」をメールで送ります。週1回、それ以外は送りません。