グッズを買う話はどこにでもありますが、手放す話はあまり書かれていません。棚が埋まり、ダブったアクスタが増え、円盤を再生する機械がなくなる。そのときに何をどうすればいいか、という話です。
フリマアプリと専門買取の使い分け
選択肢は大きく2つです。個人間のフリマアプリと、専門店の買取です。得意な領域がはっきり違います。
点数と単価を動かしてください。手取りだけでなくかかる時間も一緒に出します。
- 販売手数料 10%
- 送料 1回あたり 210円を自己負担(1件ずつ発送)
- 1件あたり約30分の作業(撮影・出品・梱包・発送)
- 査定額は相場の約70%が目安
- 送料・査定料・振込手数料 無料の店が多い
- まとめて詰めて送るだけ(約60分)
手数料・送料は代表的な条件を仮定した概算です。実際の査定額は状態・付属品・在庫状況で変わります。
フリマアプリが有利なもの
単価が高く、需要が特定できるもの。具体的には、生産数が少ないイベント限定品、抽選で当たる非売品、特定キャラクターのグッズをまとめたセットなどです。「このキャラのこれを探している人」が必ずいる種類のものは、直接その人に届くフリマのほうが高く売れます。
ただし手間はかかります。写真を撮り、説明を書き、値段を調整し、質問に答え、梱包して発送し、評価を待つ。1点あたり30分は見ておく必要があります。
専門買取が有利なもの
点数が多く、1点あたりの単価が低いもの。缶バッジの山、ダブったアクスタ、巻数の揃った漫画、円盤のセット。これをフリマで1点ずつ捌くのは現実的ではありません。
専門買取は、まとめて送って一括で査定してもらえます。多くの店が一定点数以上で送料無料、宅配キットの無料提供、事前査定に対応しています。「これ1点いくらか」ではなく「この段ボール1箱でいくらか」で考えると、時間あたりの回収額は専門買取のほうが高くなることが多いです。
売る前にやると差が出ること
- 付属品を揃える。外箱、台座、ブリスター、初回特典のカード。フィギュアは箱の有無で査定が大きく変わります。
- シリーズ・巻数で揃えてから出す。漫画は抜けがあると単価が落ちます。1〜15巻が揃っているかどうかで扱いが変わります。
- 汚れを落とす。程度に留める。拭いて埃を取るのは有効ですが、シールを剥がしたり分解したりするのは逆効果です。
- 複数店で事前査定を出す。同じ物でも店によって強いジャンルが違います。1店の金額を「相場」だと思わないほうがいいです。
買うときに考えておくと後が楽なこと
手放す前提で買うのは寂しい話ですが、現実的には効きます。外箱を潰さずに保管する。台座や付属カードを本体と一緒にしまう。日光の当たる場所に置かない。この3つだけで、数年後の査定額が変わります。
アクリルスタンドや缶バッジのように「ランダムで複数出る」ものは、最初からダブりが出る前提です。交換する相手を探すか、まとめて出す用の箱を最初から用意しておくと、あとで一気に楽になります。
